2020年9月22日火曜日
Yのマーケットの見方 プロ ウィークリー 2020年9月第3週号(一部抜粋、2020年9月13日配信)
(下記は、メルマガウィークリーの「Yのマーケットの見方」の一部抜粋です。「Yの投資戦略」等は、含まれていません。)
投機筋は、年初の高値24000円台への押し上げを仕掛けてくるのかもしれません。
そうであれば、以前述べた、グロース株バブルの次は、バリュー株バブルです。
実際は、業績回復しないのに、流動性だけで株価を押し上げるという意味です。
ご理解いただいているとおり、当方の見方は、そうしたバブルを助長する動きからは、一線を画しています。
当方は、コロナの経済への影響を楽観的に見ていません。
再び、感染拡大が起こる可能性もあると見ています。
日本では、21年3月期の上場企業の業績予想集計は、36%減とのことです。
未だ今期予想を開示していない企業も多いですので、全体として推測すると3割減益くらいでしょうか。
それをベースにした東証一部の予想PERは、約24倍。
言うまでもなく、高いです。
ポイントは、ここから業績の大幅な上方修正でPERが顕著に低下するかです。
当方は、業績の大幅な上方修正は、難しいと見ています。
その中で、業績回復期待でバリュー株を買い上げれば、これまたバブル。
最後は、今回の米国グロース株のように落ちることになる可能性が高いです。
最新の記事
Yのマーケットの見方 プロ ウィークリー 2020年9月第4週号(一部抜粋、2020年9月20日配信)
(下記は、メルマガウィークリーの「Yのマーケットの見方」の一部抜粋です。「Yの投資戦略」等は、含まれていません。) FOMCのパウエル議長会見後は、米国債利回りが上昇し、米国大型ハイテク株は下げ足を強めました。 米国債利回りがそう上がっているわけではないのに、なぜ、米国大型...