2020年10月3日土曜日

Yのマーケットの見方 プロ ウィークリー  2020年9月第4週号(一部抜粋、2020年9月20日配信)

(下記は、メルマガウィークリーの「Yのマーケットの見方」の一部抜粋です。「Yの投資戦略」等は、含まれていません。)
FOMCのパウエル議長会見後は、米国債利回りが上昇し、米国大型ハイテク株は下げ足を強めました。
米国債利回りがそう上がっているわけではないのに、なぜ、米国大型ハイテク株が、ここまで弱いのかと思われる読者の方もみえるかもしれません。
GAFA等は、高値から2割前後下落しています。
先般述べた投資理論、配当割引モデル、割引キャッシュフローモデル等の計算式からすると、わずかでも金利上がると株価への影響は甚大というところがあります。
ただ、それはあくまでも計算式のことです。
実際のところは、米国債利回りが、これ以上、下がらないのではないかということが、投資家の判断、行動に影響を与えていると見ています。
なぜなら、考え方として、これ以上、下がらないなら次は上がるしかないなとプロは考えるからです。
当方は、「真っ青な青空の次は、雲が出てくるしかない」ということをよく言います。
これは、好材料ばかりの総強気は、そこが天井というのと同じです。
つまり、FRBがこれ以上、追加緩和をしないなら、今後、米国債利回りは上がるだろうという発想です。
FRBが、これ以上、追加緩和をしないかどうかは決まったことではありません。
ただ、現時点では、明言しなかったということです。

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